バス会社のイベントで「つぎ、とまります」のボタンを購入しました。
去年の同じような時期に、DFPlayerMiniを使用してSDカードから音源を読み込み、
マイコンからコントロールするついでに赤外線リモコンにもなるオモチャを作りましたが、
いささか機能過剰でサイズも大きなものとなっていました。
毎度SDカードを用意するのはかったるいので、コンパクトで簡単に扱えるモジュールがないかと
Aliexpressをさまよっていたところ、「JQ6500」というSPI flash(16Mbits = 2Mbytes)を
搭載して1.6USD程度のナイスなモジュールを発見し、これで制作することにしました。
JQ6500に音源を書き込むには、こちらのサイトからダウンロードした「MusicDownload.exe」
を使用します。
入手したボタン (オージ WS-260S) が 70x45 mm 程度で、単4乾電池3本を使用するとして
必要なサイズを見積もると、85x50x20 mm程度必要です。
タカチやテイシンには丁度よいものがなかったので、ケースもAliexpressで調達しました。
どうせ届くまでに時間がかかるのは一緒なので、スピーカーもAliexpressで調達しています。
スピーカーは乾電池の側面に設置し、ケースに当たる場所には10個穴を開けて音抜けを確保しています。
WS-260のランプはLED式で、適度な明るさにするためには電圧は20V程度必要です。
昇圧回路は昔、ストロベリーリナックスで購入ていた「LM2735 昇圧型DC-DCコンバータモジュール」を
使用しました。
AliexpressでMT3608を使用した昇圧モジュールは0.4USD程度で売っていますが
わずかにサイズが大きいことと、EN端子が外に出ておらず内部でVinとショートしているので
今回の用途には不向きです。
その他、ボタンを押したら電源を保持する用にP-ch FETやらデジトラやらを使っています。