2017/02/18 7M4MON
時限爆弾ってロマンがありますよね。
ということで、「Node.js と Node-SerialPortでブラウザから操作するロボット」で
使った機構を流用して、乾電池2本で動く、時限クラッカー爆発装置を作ってみました。
時計部分は中国から輸入したキットです。
作り方や回路図は同梱されていませんが、ショップに問い合せればPDFで送られてきます。
キットでは7〜12Vを三端子レギュレータで5Vに落として使いますが、
今回はタミヤの「4速パワーギヤボックスHE 72007」の260タイプモーターと電源を共有したいので
乾電池2本を DCDCコンバーター(HT7750A)で昇圧して使うことにします。
このキットは、時計、目覚まし時計、カウントダウン、ストップウォッチのモードが有り、
目覚まし時計では指定した時間が来たとき、カウントダウンモードではタイマーが0になると
中程のコネクタからH(約4V)が出ます。
これを2Aくらい流せるエンハンストメント型のNch FET(2SK2201)で受けてモーターを回します。
タイマーは99時間59分59秒まで設定できます。
アラーム端子に付くケーブルは秋月電子で売ってました。コネクタ付コード2P(D)
ただし、上部の電源コネクタとプラス・マイナスが逆なので、
圧着してあるコネクタの線を入れ替えた方が分かりやすいです。
幅は電池ケース直列2本の幅になりました。
電池ケースを底面に設置し、傾斜をつけて視認性を上げています。
時計の消費電流はLEDの表示セグメント数にもよりますが、だいたい20〜30mA@5Vくらいで、
DCDCコンバータ込みだと50〜55mA@2.4V程度です。
よって、エネループ2本で30時間ほど持つ計算です。
ニッケル水素電池を使用する場合は放置すると過放電してしまいますので、
コロンのLEDが点灯しなくなったら電池を交換するくらいの配慮は必要でしょう。
というか、時計として常用する場合はACアダプタを使いますよね。
3000円くらい。
試験とかサバゲーの終了の合図に使うといいんでないでしょうか。