USB-IO 2.0 (AKI) を使った10ポイントLED CPUリソースメーターの制作

                                                    2019/2/3 7M4MON


USB-IO 2.0 (AKI) を触る機会がありましたので、簡単におもちゃを作ってみました。

1.概要

CPU使用率を10ポイントバーLED [OSX10201-GYR1]に表示するアプリです。
USB-IO 2.0はポート1(8ビット)に加え、ポート2のうち下位2ビット使用します。
そのため、先にUSB-IOのPort2の0,1を出力に設定している必要があります。



表示の更新間隔はアプリから変更できます。
オシロスコープで確認すると、uio2_out命令はポートが確定するまで10ms程度かかっているようでした。
10ms以下にするとLEDの表示が乱れますので、設定可能最小時間は11msにしました。

瞬時のCPU使用率では表示が安定しないので前回の使用率と移動平均を取ることにしました。
フォームの終了時にタイマーのインターバルの値と対数チェックを保存するようにしました。



フルスケールはおよそ50%にしました。
CPU使用率が少ないときは表示の動きが少なく寂しい感じなので、対数表示も選べるようにしました。


ケースはタカチのSW-40Bにしました。
高さに余裕が無いのでピンソケットはロープロファイルタイプを使用しています。
加工には超音波カッターを使用しています。

githubにリポジトリを作りましたのでご自由にお使いください。

中身はこんな感じです。


おまけ.キーコード表示器

キーボードを押下すると、その文字のキーコードをアプリとバーLEDに表示します。
USB-IO 2.0はポート1(8ビット)のみ使用します。



感想

USB-IO2.0と vbausbio.dll を使用すれば簡単にUSB接続の外部機器を制御できることがわかりました。
vbausbio.dllを開発、公開されたバケさんに感謝します。