バスの降車ボタンのオモチャ 赤外線リモコン付き
2018/12/25 7M4MON
今年の9月に某イベントでバスの降車ボタンを700円で購入しました。
ということでボタンを押すとランプが光り、ピンポーンとなる(+赤外線リモコン)オモチャを作ってみました。
特徴
- ボタンを押すと電源が入りランプが点灯します。
- 赤外線リモコン機能を搭載し、上面のトグルスイッチに応じた赤外線リモコンコード
(SHARPまたはPanasonicのテレビのチャンネル UP / DOWN )を送出します。
- 上面のトグルスイッチでガイダンスを2種類(東急・京成)から選べます。
- 再生終了後は自動で電源OFFします。
ソフトウェア
githubに公開しましたのでご自由にどうぞ。
使用パーツメモ
- Arduino Pro mini (3.3V/8MHz)
- DFPlayerMini
- 赤外線LED OSI5FU5111C-40
- 2SJ681
- DTC143ZSA (4k7-47k)
- 昇圧 DCDC (4.5V→12V)
- スピーカー SPK2840-4Ω3W
- プラスチックケース タカチ SW-120
- BA9Sの赤LED(12V)
- 単4乾電池3本
およそ3000円くらいかかってると思います。
中をあけるとこんな感じです。
余談
- 降車ボタンには最初はBA9Sの24Vの電球が入っていたのですが、切れていたのでLED化しました。
- WS-220Sボタン部は接でランプのプラス側と導通します。これは使いづらいのでマイナス側と導通するようにボタンを改造しました。
- 降車ボタン内のLEDは、昇圧型DCDCのローサイドで制御すると電池の電源電圧変動に応じて明るさが変わってしまうので、ハイサイドで制御しました。
- 学習リモコン機能は検証に時間がかかりそうなのでやめました。
- 2SJ681のゲートに33uFのコンデンサをぶら下げて、降車ボタンを押すと1秒ほどVDDがかかるようにします。
- マイコンは電源が入ったら即、電源を握りに行ってアナウンスを再生、ついでに赤外線リモコンコードも送出します。
- 再生中に再度ボタンが押されたら赤外線リモコンコードを送出します。
- 再生終了後は電源を離して電源断待ちとなります、再度ボタンが押されたら復活してアナウンスを再生します。
- 電源断時の電流は、上記ゲートにぶら下がっている電解コンデンサの漏れ電流です。
- 意外とケースのサイズがギリギリだったので、フタの縁の一部(スタッドのナット部)を超音波カッターでカットしました。
- 子どもってボタンを押すのが本当に好きですよね。
- 新たにWS-260ボタンを入手したので、JQ6500を使用した小型版を作りました。(2020/1/1)